貝の本

以前お知らせカテゴリーに入っていた物ですが製本カテに移して
製本作品として御紹介します

作ったのは3年ほど前です。MBSコンテスト(豆本の国際コンテスト)に出品してみました。特にどうという反応はありませんでしたがMBSサイトに記録、保管されているはずです。

蜃気楼」 芥川龍之介
芥川が自殺する半年前に書かれた作品。芥川ファンの私としてはあまりおもしろいとは言えないです(^^;)
デザインは内容には直接関係ないのですが、巨大な蛤の吐く息によって蜃気楼が生まれるという伝説からヒントを得てデザインしました。
web貝の本○


製本の仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2016/11/14(月)13:04

製本の仕事のカテゴリーを作りました

個人でやっている和本製本屋さんて何やってるの?と訊かれても一言で説明するのは難しいです。
ホームページにもある程度載せましたが、少しずつ描き足すのにはHPはちと面倒なのでブログのページを使うことにしました。
詳しい事はおいおい製本屋本人に語ってもらうとして、とりあえずブログ担当の私が簡単にうちでやっている仕事の紹介をさせていただきます。

西洋にはルリユールなどの製本の世界が確立されていて、日本でもわざわざ「製本」というとだいたい洋本の事だと思われています。日本の昔からの製本は、江戸時代までは経師屋さんの片隅で行われていたり、女性の仕事だったりと、製本屋という職業として独立してはいなかったようです。今でも軽視されがちな仕事ですね。

それはさておきうちでやっている仕事としては注文に応じて、和本のものと洋本のものと両方やっています。
たとえばHPにアップしたように貼り込み帳やたとうなどは和本(HP参照)(ブログの中「和本」)が向いていますし。

洋本(ブログのページ参照)の仕事ではこのようなものもできます。

また、和本、洋本ともに古い本修理もやっています。これについてもまた新たに書いていく予定ですのでお待ち下さい。

浅野哲示ホームページ


製本の仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2012/05/19(土)11:03

和本

和綴じ製本屋さんなのですから、和本が本職です。
和綴じというと、皆さんがたぶん思い浮かべるのはこういう四つ目綴じのものだと思います。

方丈記中身
方丈記を読みやすい大きさの文字にして絵を入れました。表紙は手描き

桜ノート
四つ目綴じノート 表紙手描き

◆そしてこれも和綴じです。
下のものは糊入れ本と言って、お経の本のような形のもの。平らにのばせる形のものはカックリ返しです。


ハーブガーデン
糊入れ本



この形の本は、写真や作品を貼り込んだりいろいろに用途を拡大できます。

◆また、箱やたとうなどはバラの作品や傷んだ本をそのまままとめてしまっておくのに便利です。

箱

貼り込み帳・帙・たとうホームページ参照





製本の仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2011/02/16(水)19:26

洋本

今まで作った洋本をいくつか
(これらは注文をいただいて作ったものなので実物は手元にありません。)

いわゆる「くるみ本」と言われる作り方で、ルリユールではありませんので安くできます。ただし、下のものは表紙を特別に絹を裏打ちして絵を描いたり、布を作家に織ってもらったのでそれは別ですが。
製本用のクロスや紙を使うこともできるし、好みの布を裏打ちして使うこともできます。

下の本は蝶に関するパンフレットを綴じて本にしたものです。
表紙の絵は浅野陽。

parunasius表紙2


パルナシウス中



パルナシウス表紙正面




下は、元はペーパーバックの本だったのを丸背の本に仕立て直しました。

中原Beノート


トモコさんBe

中原Be1


テーマ:クリエイティブなお仕事│ジャンル:学問・文化・芸術
製本の仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2011/01/14(金)19:57

製本ワークショップ

今日は「製本ワークショップ」に大原の小学5・6年生4人、それから大人一人が参加してくれました。
小学生でも高学年はしっかりしていますね。勘も良く、きちんと仕上げていました。


体験本
表紙
このような形の本を作ります。飛び入り参加の方は中身無しのノートになりますが、
中身を書いてくれば絵本や写真集になります。





テーマ:クリエイティブなお仕事│ジャンル:学問・文化・芸術
製本の仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2010/08/08(日)00:12

NAJAでの「製本と日本画二人展」レポート 製本その2

製本 その2


seihon4写真が部分的に隠れているのでクリックして全体を出して下さい

左の立ててあるは、すぐ右にあるペーパーバックの丸背の硬い表紙のに作り直したものです。
これは哲示の製本教室の生徒さんが自費出版したものを自分で製本したものです。

その右にある折り本は、インターネットで写真と文章をつづったものを
並べ直して一冊の本に仕上げたものです。
このように、HPやブログを手作りで本に作ることができます。
また、絵や文を書いている方ならごく少部数でも本に仕立てることができます。
詩集や自分史を書いていらっしゃる方など本にまとめてはいかがでしょう?

その右は、手前にあるのが普通に出版された本。その後ろに立ててあるのが製本し直した特捜本です。
これは、飯能にいたとき地域の職人さんを取材してくれた「匠の仕事話」という本がありました。
その中から、染め(布の部分)、刺繍(題名)、製本職人が集まって作った本です。

それから前回の写真ではよく見えなかった方丈記とお能の謡い本などの写真です。
方丈記起こし絵クリックして大きく見て下さい

方丈記中身
前回の棚の上の起こし絵と方丈記中身 です。起こし絵は折りたたんで本と重ねると、前回棚の上に見えていたたとうに収まってしまいます。
起こし絵は、方丈記の中に語られている鴨長明の住んでいた「方丈の家」を再現してみたものです。

これらはご注文を受けて作ることができます。



謡い本
上から、国鉄のダイヤを利用して作った「房総鼻眼鏡」「匠の仕事話」「木に学べ」
そしてお能の謡い本です。謡い本はお謡いを習うときの教科書に使うものですから、
普通はなんの変哲もない紺の無地だったりするのですが、私(陽)は自分の好きな話のイメージで表紙を描いてみました。

まだ続きがありますのでまた2-3日したら見て下さい。次は絵本です。

今までの分は仕事・作品のカテゴリーにまとめてあります。













テーマ:クリエイティブなお仕事│ジャンル:学問・文化・芸術
製本の仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2009/05/17(日)19:34

NAJAでの「製本と日本画二人展」レポート 製本

今日は、浅野哲示の製本作品を紹介します。

seihon1
左上の2冊 人形劇新平家物語 写真集」 その右謡い本3冊 その右 方丈記の部分 下の段 洋本じたていろいろ


seihon2方丈記のたとうと起こし絵
下の段右端 「房総鼻眼鏡」 右から2番目はパンフレットを集めて一冊の本に綴じたもの

製本の「作品」というのは、初めての方にはいつも理解していただくまで時間がかかります。
たびたび「それでこのデザインの本はどこで売ってるんですか?」なんて訊かれてしまうのですが
展示してある本は一冊しかありません。
洋本仕立ての場合は市販の印刷された本を一度ばらばらにほどき、綴じ直して新しく表紙を作って付けるのです。


たとえばこの下の「新平家物語写真集」ですが、中身はNHKで放送されていた川本喜八郎の人形劇の写真集で、両方とも元のデザインは赤い無地のクロスです。その本を一度ほどいて綴じ直し、布はご本人に分けていただき全く新しいデザインにしたものです。
他の洋本も、元はだいたいは無地の製本用クロスでできていますが、内容に合った絵を付けて新しく生まれ変わりました。好きな話の本は特別なデザインの本にしてはいかがでしょう?


また、元は本ではなかったものも(パンフレットなど)まとめて本に作ることもできます。
それからちょっと見えにくいですが、「房総鼻眼鏡」という和綴じの本は旧国鉄のダイヤを使って本につくりなおしてしまったものです。

謡い本と方丈記についてはまた別の日に紹介します。

seihon3
川本喜八郎の人形劇写真集




テーマ:クリエイティブなお仕事│ジャンル:学問・文化・芸術
製本の仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2009/05/16(土)16:53

製本工房牽牛荘のホームページ

私の連れあいは製本屋です。
山田大盛堂という和綴じ専門の、東京では大手の製本屋に10年間勤め、職人さんをやっていました。
時代の流れにより手仕事がどんどん減ってきて、1990年ころ会社をやめて独立しました。
独自の仕事をほそぼそと続けています。

昨日やっと製本工房「牽牛荘」の方もホームページの体裁を整えましたのでごらんください。
http://www.geocities.jp/kengyu_t/
まだ途中ですが少しずつ手直しをしていくつもりです。

テーマ:クリエイティブなお仕事│ジャンル:学問・文化・芸術
製本の仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2008/06/16(月)10:49

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プロフィール

manago

Author:manago
はじめましてmanagoです。
日本画や絵本を描いています。

ブログの始まりは田舎日記でした。カテゴリー「旧ブログ田舎日記」を古いもの(6月5日http://uchumu.blog120.fc2.com/blog-entry-71.html)から順に読んでください。

右列の「リンク」 minamiHP からホームページ に飛べます(浅野陽 日本画)

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